今回は、HyperXJapan様より提供して頂いたゲーミングマウス「HyperX Pulsefire FPS Pro」のレビューになります。
特徴
・人間工学に基づいた快適なデザイン
・最大16,000ネイティブDPIが可能なPixart 3389センサー
・背面に2つ配置された超大型マウスソール
・カスタマイズ内容を保存するオンボードメモリと計6つのボタン
・総重量は95g(ケーブル抜き)
長所
・右寄りなΧ(キー)の形が掌に丁度フィットする
・中身が無いんじゃないかと思うほどの軽さ
・マウスホイールが静音で煩わしくない
・マウスソールの滑りにくさとマウス本体の軽さがベストマッチ
・HyperX Ngenuityソフトウェアが直感的で分かりやすい
短所
・相性が悪いのか軽いのに布製マウスパッドだと全然滑らない
・両サイドに付いているグリップが、手汗が付くと滑りやすくなってしまう
使用感など
本製品で7つ目のゲーミングマウス。左右対称に見えてサイドボタンの配置上、右寄りなΧ(キー)の形になっていて、前述したようにこの形であるがために丁度掌にフィットし、手中に上手く収まるようなデザインをしています。両サイドには滑り止めのグリップが持ちやすさを向上させており、つまみ持ち以外の人であればこのグリップの恩恵を存分に受けて安定したエイミングが出来るはずです。
左がDark Core RGB SE 右が本製品
以前レビューした「Dark Core RGB SE」と比較してみると、全体的にシュッと縦に長くスマートな形をしています。横から見てもなだらかなDark Core RGB SEに比べて、本製品は山なりのへの字のようになっており、この人間工学に基づいたデザインが先に言った手中に上手く収まるデザインなのかもしれません。
しかもオンボードメモリが搭載されながらも驚異的軽さを持ち合わせているので、FPSはもちろん様々な場面で確かなマウス操作が出来ていると感じます。
ただ良いところばかりでは無く、両サイドのグリップが手汗を掻くと逆に滑りやすくなってしまい、冬場でも手汗が酷い筆者は、手汗を掻いたら拭わないと思い通りのマウス操作が出来ない程に滑ってしまいます。手汗をそんな掻かない人にとっては特になんて事の無いことかもしれませんが、手汗が酷い人は要注意です。
もう一つ重大なことで言えば、背面の上下に付いた超大型マウスソールが本当に大きいのであまり滑りやすくはないです。ハイセンシだと問題ないものの、ローセンシの人が布製のマウスパッドと併用したら中々滑りづらいかもしれません。
今現在使用している「Razer Goliathus 2013 Soft Gaming Mouse Mat – Large (Control)」との相性が悪いのもあるかもしれませんが、逆にプラスチックパッドだとマウスソールの禿げが酷いかもしれないので、こちらも併用する際は気を付けて欲しい部分です。
他にも一個人の使用感ですが、本製品の軽さとマウスソールによる滑りにくさは合わさるからこそハイセンシの人には丁度良いと感じるかもしれませんし、マウスホイールはかなり静音なのでイヤホンやヘッドセットを外した状態でも気にならないのが嬉しい仕様です。押し応えがありながらも心地の良いクリック感もこの軽さと相まって癖になるものがあります。
また専用のHyperX Ngenuityソフトウェアはシンプル且つ直感的で分かりやすく、初期起動時には各設定ページ毎に下記画像のように簡単な案内表示をしてくれて、これは他のソフトウェアでも是非取り入れて欲しいところです。
以上が約3週間ほど使用したレビューになります。マウス全体がシンプルな作り且つ見た目ながらも、FPS延いてはゲーム全般で120%の力を引き出すような製品となっているので、ハイセンシユーザーで軽さを求めた持ちやすいゲーミングマウスを探している人にはピッタリかと思います。何かあればコメントお願いします。
コメント この記事についたコメント