【デバイスレビュー】Corsair HS50 STEREO ゲーミングヘッドセット-Green-

デバイスレビュー
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今回は、Corsair様より提供して頂いたゲーミングヘッドセット「Corsair HS50 STEREO ゲーミングヘッドセット-Green-」のレビューです。

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特徴

・50mmの大口径ネオジウムドライバーユニット

・ノイズキャンセリングに対応する単一指向性マイク

・マルチプラットフォーム対応(PC・Xbox One・PS4・Nintendo Switch・モバイルデバイス)

・左側に付いている音量調整ダイヤルとマイクミュートボタン

・Discord認定ヘッドセット

・重量は約319g

・4極3.5mmステレオミニプラグ(接続方法)

長所

・付け心地の軽い装着感

・取り外し可能で自由自在に動かせるマイク

・透き通るクリアな音質

・PCの音量調整に左右されない音量調整ダイヤル

・専用ソフトウェアなどが不要(繋ぐだけで使える)

短所

・壊れてしまいそうなほど固く面倒なマイクの取り外し

・着脱時に誤って弄ってしまうことの多い音量調整ダイヤル

・可動域が狭過ぎるヘッドセット本体

使用感など

本製品で5つ目のゲーミングヘッドセット。今まで使用してきたヘッドセットよりもダントツで側面の圧迫感(締め付け)がほぼ無いに等しく、そのお陰で装着感としては包み込まれているような感覚です。

以前使用していた「Ozone EKHO H80」と比べると、319gと軽量なので側面の圧迫感の無さと合わせてかなり頭に負担が掛からず、長時間の使用が容易です。形に関しても細いコの字を描く形をしているので、頭部にピッタリと且つコンパクトにハマります。

こうやって見比べてみると本製品は全体的にコンパクトで無駄がない感じがします。「Ozone EKHO H80」は、いくら長さ調節しても全体的に形が広がっているのでどうしても頭に負担が掛かってしまうので、そういった事が本製品では起きないですね。

ただし使用していて分かりましたがかなり可動域が狭く、イヤ―カップは少し左右に揺れる程度で全然動かず、ヘッドセット本体を横に広げようとすると確実に折れてしまうと感じるほど固く狭いです。

左がEKHO H80 右が本製品

それに製品上密閉型であることには変わりないですが、イヤーカップが分厚い訳では無いので密閉感もそこまで感じません。中もそれなりに広いので、自分のようにRazer製品が小さくて着けられない人も余裕で入ります。

次に音質に関しては最初にも書いた通り、全体的にクリアで高音がはっきり聞こえて低音が程よく響く感じ。50mmの大口径ネオジウムドライバーユニットを採用しているので、取り外し可能なマイクもフレンドに聴いてもらいましたが、こちらもクリアで聴き取りやすいとのことでした。

動画や映画、音楽も聴いてみましたが音楽用ヘッドホンにも負けず劣らない聴こえの良さです。ただ結局はステレオなので、足音など音が重要なゲーム(PUBGやRainbow Six Siegeなど)では聴き分けることは出来ずそういうゲームには向いていません。ですが7.1chバーチャルサラウンドソフトウェア「Razer Surround Pro」を使用すれば、音が重要なゲームでも足音が聴こえ音質はクリアなまま快適にプレイできます。

 

また、短所でも挙げたマイクの取り外しが結構厄介で、自由自在にグネグネ動いて自分の止めたい理想の位置に置けて便利なものの、格納型のマイクには勝てずどうしても邪魔になる場面があり、ヘッドセットを外してデスク上に置く時は格納できないので置く向きを気を付けなればいけないです。取り外す際にも想像以上に固く、マイクの内部コードが勢いでもげるんじゃないかというほど力を入れて抜こうとしないと外れず、取り付ける時もこれで本当に音質は大丈夫かってぐらいカチッとも言わないので不安になってたりします。

左側に映る変換ケーブルですが、本製品の接続方法がミニプラグ一本なので、マイクとヘッドホンに枝分かれさせるケーブルになります。

左が変換ケーブル 右がマイク

最後に使用していて地味に困っていたのが音量調整ダイヤルです。左側に付いていて調整したい時に即座に弄れて便利ですが、これが本製品を頭から外すして置く時に指が当たってしまうことが多々あり、次付ける時に音量が変わっていてビクッってすることがあって困ります。

PC側の音量調整とは別物扱いでPC100%に対して本製品の音量調整ダイヤルで好きに変えられて良いんですけど、数ダイヤル弄るだけでだいぶ音量が変わるので、少し音量を調整してしまうだけで耳が壊れる恐れがあるのが少し煩わしいです。着脱する際に一々これを気にするのも面倒ですし、手元で変えられるコントロールの方が良いかもと感じます。

なお本製品の再生デバイスプロパティ内には、人間が認知可能な大き過ぎる音は小さく小さ過ぎる音は大きく補正する機能「ラウドネス イコライゼーション」なるものが存在し、これにチェックを入れて有効化することで聴覚的な音量の差を無くしてくれるので、低音などを従来より強調して聴き取りやすい音にしてくれたりもします。


以上が約3週間半使用したレビューになります。なんだかんだステレオヘッドセットを使用したのは今回が初めてでしたが、7.1chや5.1chにも負けない臨場感が本製品にはあり、専用ソフトウェアも不要で5種類にも対応したマルチプラットフォーム・手が出しやすい価格帯で、音質の良い扱いやすいステレオヘッドセットを勧めるなら「Corsair HS50」ですね。何かあればコメントお願いします。

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