こんにちは、コースケ(@pcmodgamer)です。
今回は、ドラゴンと切り盛りしていく酒場経営シミュレーション『ドラゴンの歌:料理と冒険』のレビューになります。
正式リリースを機に始め、40時間程でクリア。
最大2人Coop対応ですが、ストーリークエストは出来ない上に一部システム数値が異なる為、基本的にソロゲーと考えて下さい。
有効期間があるかもしれませんが、オプションからコード入力画面で”TGS2025″と入れると限定衣装貰えるので遊び始めた人は是非。
なお本記事はSteamレビューを記事化したものという事を留意下さい。

レビュー/感想
『牧場物語』や『Stardew Valley』等のスローライフシムと比較するとストーリー重視になっており、キャラデザ含め飛び出す絵本のようなビジュアルが可愛らしい作品です。
研究可能な200種類以上の料理配膳と片付けによる酒場経営で金策していく他、農業/採取/釣り以外の戦闘/料理/加工等が一切スタミナ消費しない為、正真正銘のスローライフ且つ上記のようなファストライフとは違い快適でした。
最初の農業チュートリアルから一括種蒔きと水やり出来ますし、個人的に材料含む飲み物や料理のグラフィックが全て美味しそうなのがポイント。

戦闘はタイムライン形式のターン制を採用しており、8つの冒険エリアへ向かう前の陣形編集とアクティブ及びパッシブスキルによる簡易的なビルド作りが可能。
スキルによっては縦1列やクリティカル時の連続攻撃など戦略性はそこそこありました。
戦闘中は左上又はQキーから戦闘速度2倍に出来ますが、敵の攻撃して戻る動作を毎ターンそれぞれ2回ずつやるため戦闘に時間掛かるのは不満点でした。
それに初期装備から抜け出したり倒せないボスに向けて装備強化したくても、必要な強化素材とサブクエストの出現がほぼ運ゲーというのも改善して欲しいところ。
一応各店舗に投資すれば新装備が解放されるので、金銭的に余裕あれば武器屋や防具屋を優先的に投資してみて下さい。

街中に関しては意外と広いものの移動速度が遅く大変なのと、島に戻る為のファストトラベルはあるのに街へ向かうファストトラベルは無く行き来が大変でした。
キャラの着せ替えは好きなように出来たものの、酒場の装飾はもう少し自由度あると”自分だけの酒場”を作り上げられたでしょうし、スタミナ上限と移動速度は遊んでいくと上がりますが両方物足りなさを感じる上昇幅だったかなと。
他にもメインストーリー進行にはキャラレベル及び酒場レベル上げないと更新されず、それまでひたすら農業/探索/釣り料理を繰り返す作業が若干退屈に感じてしまいました。
客数と料理及び飲み物の提供数は酒場レベルに応じて増えていきますが、結局最後まで全て一人で配膳しないといけないですし、提供に必要な要求料理数が増える影響で料理ストックは追い付かず、毎日の酒場経営さえ面倒になってしまうのは勿体なかったです。
メインストーリーは進行速度をもっと早くし、季節イベントや探索エリア以外でのサブクエ等あれば良かったかもしれません。
提供するメニューも飲み物/前菜/主菜と分かれて素材及び料理の管理しやすいものの、レシピ研究を失敗すると素材は消える上にヒントが若干分かりづらいのは惜しい部分。
特にストーリー終盤で唯一であろう二択を迫られた結果、好きだったキャラがピンポイントで退場した時は流石に真顔にならざるを得ませんでした・・・。
あとキャラレベル7になるとサブクエストで解放した上位クラスにジョブチェンジでき、解放クエストは面倒ながら各NPCからスキルポイントリセットで選び直し可能。
作った料理はそのままスタミナ回復に使えたり、お客から手に入る噂話と探索エリア情報の中にはエリアボスやレアエネミーの出現時期が記されていたり、1週間に1回ずつ使えるドラゴンの各魔法で作物成長や追加探索出来るので、序盤からどんどん活かしていくと良いでしょう。
餌やりで好感度が上がるペットには料理スキルがある為、自身の多用する料理に合わせて変更してみて下さい。
上記で挙げたように複数不満点と日本語文章も一部不安定でしたが、ストーリーに重きを置いたスローライフシムは中々無かったので割と楽しめました。
行き詰まった際は、エリアボス出現時期や料理レシピが記載された海外サイトで調べると無駄に時間掛からず遊べるでしょう。
ただ探索は1日1回しか行けずレア素材が全く集まないので、前述した改善点含め効率的にプレイすれば30時間以内にはクリア出来ると思います。

以上がドラゴンと切り盛りしていく酒場経営シミュレーション『ドラゴンの歌:料理と冒険』のレビューになります。キャラが可愛く自分のペースで遊び進められる為、ファストライフに疲れた人は触ってみて下さい。何かあればコメントお願いします。
 ポチップ
ポチップ ポチップ
ポチップ
 














 
					 
					
コメント この記事についたコメント