以前の記事で話した『Skyrim Special Edition (SkyrimSE)』の「Mod Organizer 2 (MO2)」を使った日本語化を紹介及び説明したいと思います。
(ぐほんさんの記事を参考に、許可を得て書いていきます。)
こちらも併せてどうぞ。
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前準備
・日本語データのバックアップ
まずはどこか分かりやすいところに新規フォルダを作成及び「SkyrimSE」とでもリネームしましょう。
そしたらSteamから「プロパティ」→「言語」で日本語に変更。DLしたメインフォルダを先ほど作成したフォルダ「SkyrimSE」に、メインフォルダを「SkyrimSE-japanese」とリネームして保存して下さい。リネームする名前は自由で大丈夫です。
例:(E:\Steam\steamapps\common\Skyrim Special Edition)
・英語版SkyrimSEのDL
先と同じようにプロパティから言語で英語に変更、英語版を一式DLして下さい。これが今後遊ぶデータ本体になります。 ここで一度Steamから起動して確認しておくと良いでしょう。
・MO2へSKyrimSEのプラグインを導入(まだMO2は起動しないです。)
Nexusから「TESVSE Plugin for Mod Organizer 2」のメインファイルをDLして、「game_skyrimse.dll」を自分がインストールしたMO2のプラグインフォルダに入れて下さい。
例:(G:\Mod Organizer\plugins)
・MO2を起動
一番左上のMO2のロゴマークをクリックしてYESを選択。この画面で「New」を選択して、Nameを「SkyrimSE」でOK。
ここでSkyrim Special Editionが表示されていれば成功です。「SkyrimSE」を選択し、チュートリアルはNo。
「mod」フォルダを変更する為に、前回の記事でも書いたbase directoryを「G:\Mod Organizer\Games\Skyrim Special Edition」に変更して、SkyrimやFallout4と並行して個別にMod管理を出来るようにしておきます。
ここまでで、MO2を使ったSkyrimSEでのmodプレイが可能になります。
SkyrimSEの日本語化
・bsa抽出ツールをDL
Nexusから「QuickBsaExtractor」をDL。
・bsaから日本語データの抽出
一番最初に作った「SkyrimSE」フォルダに、作業フォルダを作成して、その中に抽出したファイルを入れていきます。
QuickBsaExtractorを起動したら左上の「Open Archives」をクリック、「E:\Steam\SteamApps\common\Skyrim Special Edition\Data\Skyrim – Patch.bsa」を展開。
CTRLを押しながら抽出したいファイルをクリックし、Open Archivesの右のアイコンをクリックする事でまとめて抽出できます。
抽出するファイルは以下の通りです。
interface\book.swf
interface\fontconfig.txt
interface\fonts_en.swf
interface\translate_japanese.txt
strings\*_japanese.dlstrings
strings\*_japanese.ilstrings
strings\*_japanese.strings
※音声も日本語で楽しみたい場合は、以下の中身全てを抽出すればOKです。抽出が上手くいけば先に作成した作業フォルダに、interface,STRINGS,soundの3つのフォルダが出来るはずです。
(E:\Steam\SteamApps\common\Skyrim Special Edition\Data\Skyrim – Voices_ja0.bsa)
・抽出データの加工
作業フォルダ内のstringsの中にあるファイルを全て「*_japanese.*」を「*_english.*」にリネームします。interfaceの中にある「translate_japanese.txt」も、「translate_english.txt」にリネームします。
そして「translate_english.txt」をメモ帳で展開し、一番最後の行に、「$MOD MANAGER MODマネージャー」を書き足します。
・MO2で日本語化modの構築
Open list optionsからCreate empty modをクリックし、「日本語化データ」と名前を付ける。
「最新の情報に更新」を実行すると一番下に日本語化データが表示されるので、右クリックからエクスプローラを開いて下さい。
フォルダを開いたら、日本語版からQuickBsaExtractorで抽出した作業フォルダの中身をそのまま「interface」「STRINGS」「sound」フォルダを入れて下さい。
(自分は日本語化modとリネームしてます。)
meta.iniをメモ帳で開いて、日本語版のexeのバージョンを「プロパティ」で調べて記載しておきましょう。
ここまで出来たら「MO2」へ戻り、「最新の情報に更新」を実行。meta.iniに書いたバージョンが表示されればOKです。
日本語化modをドラッグして優先度をMO管理外の次まで上げます。チェック入れて準備完了です。
MO2から「Skyrim Special Edition」を実行して日本語化されていれば成功です。
これで英語版を基礎に、テキスト&ボイスを日本語でいけるようにすれば英語版のアップデートに追従できるはずです。何かあればコメントでお願いします。
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コメント この記事についたコメント
大変参考になりました、ありがとうございます。
1点教えていただきたいのですが、終わりの方に
> meta.iniをメモ帳で開いて、日本語版のexeのバージョンを「プロパティ」で調べて記載しておきましょう。
との記載があるのですが、ここでいう「日本語版のexeのバージョン」とは、バックアップしたスカイリムSE日本語版、という意味でしょうか。
そういうことになります。その作業も含めたバックアップと考えてもらえれば良いかと思います。
前ドメインでのコメント。
・名無しゲーマー(2017/07/04 (Tue) 02:42)
ローカルファイル内にmod organizerのフォルダが作成されており、G:\Mod Organizer\Games\Skyrim Special Editionに変更をしたと思うのですが、ローカルファイル内のmod organizer内にあるskyrimファイルと競合している様子でした(あるいはちゃんと変更できていなかった当方のミスのためか)。ローカルファイル内のmod organizerフォルダを削除した事でmod organizerの起動エラーが無くなり、こちらで上げられていた画像の通りになりました。
ちなみに2017/07/03 (Mon) 02:54の当方のコメントは、当方の状況が2017/04/03 (Mon) 15:36「日本語版のPatch.bsaの中にjapaneseファイルが一つも入ってないんですが。。。最近の更新などで無くなってしまったのでしょうか?」と合致したためのものです。
steamAPP内のskyrimSEは英語版をインストールしなおしていますのでjapaneseファイルが無いのも当然だと思います・・・・・と言いたいところですが、多のHPでは言語の変更によるアップデートを推奨せず、いったんアンインストールした後に言語の変更を推奨しているそうで、当方はそちらの方法で、日本語版のインストール→バックアップ→日本語版のアンインストール→英語版のインストール、をしていたための弊害かもしれません。私もjapaneseファイルが無かったもので。
日本語化ですが、日本語化はバニラをやめ、StringsフォルダのJapaneseと記載されている15ファイルを抽出してEnglishに書き直して使用する事でSkyrimの日本語化に成功しました。
音声データは抽出せずにSkyrim – Voices_ja0.bsaをen0表記で使用する事で成功しました。
コピーした日本語版、ではなく、バックアップした日本語版です。すみません。
方法は変更しましたが、こちらの記事を読んでいたからこそ容易に出来た日本語化でした。いろいろ勉強させていただきました。