こんにちは、コースケ(@pcmodgamer)です。
今回は、ストーリー要素を取り入れたデッキ構築型カードゲーム『満月の夜~Night of Full Moon』のレビューになります。
以前日本語対応したタイミングでプレイし、面白かったのでDLCは全て購入済み。元はモバイル版(iOS/Android)より移植された作品ですが、基本無料且つPC向けに最適化されているので不自由なく楽しめます。
日本語も専門用語や意味が理解出来るように翻訳されており、極一部の効果説明や文章を除き問題ありません。なお本記事はSteamレビューを記事化したものという事を留意下さい。
レビュー/感想
端的に言えば、コンティニュー可能な『Slay the Spire』なので“ローグライク”とは言いづらいです。負けてしまっても再戦できる上にポジティブなイベントが多く、完全に詰んでしまった場合は一度メインメニューへ戻りコンティニューを選べば直前のルート選択画面から再開できます。
『Slay the Spire』でギリギリの戦いが多く難しいと感じたり、折角良いデッキ回しが出来てるのに道中1回負けただけでそのデッキが使えなくなってモヤモヤするという人にはピッタリな作品です。
基本は全3章の各章26ページから構成され、ルート分岐は一切無く登場する全エネミーと戦える他、全てのランダムイベントや全商店を巡ることが可能です。
全て回れる故にクリアに時間掛かるものの、都度理想的なデッキを組めたり全報酬を得た上でボスへ挑戦出来るので進めば進むほど楽しくなります。
6段階あるハードモードなら、敵が強くなると同時にそこでしかアンロックされない祝福やパズルピース、独自システムが用意されているのでノーマルモードとは違う少し緊張感ある戦いが味わえると思います。
クラスは4種のDLC含めると全8種類。カードの種類は攻撃/魔法/魔力/行動/装備/カウンター/祈りの7種に区切られており、2つの専用アビリティと共に各クラスがテーマに沿ったカードを主軸に立ち回ります。
各クラスの詳細についてはプレイした時の楽しみが減ってしまうので伏せますが、DLCで追加されるクラスになると様々なカードを複合したテーマとなっており、ユニークなものからプレイングが難しいものまで多種多様。
中には一度使用すると消える除外カードやHPを削って発動するHPカードもあり、扱いに癖はありますが上手くコンボを決めれば超火力や敵のお邪魔効果を無視した強力な攻撃を繰り出す事も出来ます。
クラス選択画面やボス勝利後の画面、ハードモードに切り替えた際の絵柄変化にクラス毎の物語の違い、戦ったボスによってどんな物語が秘められているか分かる文章は読むだけでも結構面白いです。個人的にオシャレなクレジットと、リザルト画面に表示される銭ゲバ赤ずきんが凝っててお気に入り。
また、メインメニューからパズルピースをクリックすると息抜きに丁度良いジグゾーパズルや、懐中時計をクリックするとクリア報酬で得たポイントを用いて初期装備とステータスを強化できるので遊ぶ際はお忘れなく。
とりあえず遊んでみて気に入れば、適当なDLC買って拡張していけば良いと思います。大体100円で1クラス及び100枚のカードとその他新しい要素が増えると思って下さい。
特に400円の「赤ずきんの日記」では、一本道ながら通常モードよりも強力なカードや祝福が手に入りやすく、ここでしか登場しないカードやイベントも多々存在。
ゲーム全体の物語性を強くする深堀り(赤ずきん5年前の出来事)や新モード及びアニメーション等も収録されている為、通常モードや他DLCを堪能した後にプレイすると新鮮な気持ちで堪能できるはずです。
以上がストーリー要素を取り入れたデッキ構築型カードゲーム『満月の夜~Night of Full Moon』のレビューになります。基本無料でこのクオリティは高いと言わざるを得ないですし、もし気に入ってDLCを買えば新しい拡張がリリースされるかもしれないので是非お布教を。何かあればコメントお願いします。
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